ミッシェル福島の『ワンポイント・イングリッシュ』

JOKE

「日米 " ワン * ニャン " 摩擦」



日本では動物、特に「 猫 」をコケにした表現が多い様に思う。

例えば、狭い、ということを「 猫の額 」と表現するし、無駄、 ということを「 猫に小判 」ともいう。

それに、お見合いの席では、おしとやかで控え目な女性だったのが、街でバッタリ出会うと、 イケイケの女だったりしたら、( 彼女、猫かぶってたな。結婚ヤ〜メた ) なんて、ヤバイ表現にもなってしまう。こんな具合にいつも、 可哀相な猫ちゃんは、コケにされ続けているのだ。

それでは、欧米で、どの動物をコケにするかというと、 それは、「犬」である。

ビートルズの歌詞の中でも、「死にもの狂いで働いたゼ」という表現を、 " Working like a dog "( 犬みたいに働いた )と歌っていたりする。

他にも、相応しくないのに贅沢な暮らしをしている人のことを、 " A dog among roses "( バラに囲まれた犬 )と、表現する。

そして、人は腹が立っている時に、八当りをするものだが、その八当り というのを、" Kick the dog "( 犬を蹴飛ばす )と、表現するのだ!!

しかし、日本では、猫がコケにされると相場が決まっているので、 八当りをしたい時には、猫を蹴飛ばさなければいけない。 だから皆で、「 Kick the cat ! 」

でも、やっぱり、猫がバケて出たら怖いので、石ころにしとこうっと。

ミッシェル福島の『ワンポイント・イングリッシュ』

CONVERSATION

「米英豪国籍の正しい見分け方」」



ここに、アメリカ人とイギリス人とオーストラリア人 の3人が居たとしよう。あなたは、彼らに「何処の国 の人ですか?」と尋ねずに、ズバリ言い当てることが 出来るだろうか。

見分け方は、いたって簡単。彼らの英語の「 発音 」 で決めるのだ。

しかも、たった2つの単語で、ズバリ当てることが出 来る。その1つは「 can't 」である。

アメリカ人に、can'tを発音させると"キャント"と発音 するのは、皆さん御存知のとおり。それではイギリス 人はどう発音するかというと、キャントではなく"カー ント"と、発音するのだ。そして、オーストラリア人は、 イギリスの植民地だったという流れからイギリス人と同 じ"カーント"と発音する。

次に、同じ、「カーント」と発音するイギリス人とオー ストラリア人を、どう見分けるかが問題だ。

そこで今度は、2つ目の単語「 mate 」("友達"という 意味)に、注目しよう。

イギリス人は、正しく"メイト"と発音するのに対して、 オーストラリア人は訛るので、"マイト"と発音するのが 特徴だ。そして、イギリス人は会話の中で、mateをまっ たく使わないが、オーストラリア人は挨拶や返事の後に、 必ずmateを付ける。

たとえば「 元気? 」と言う時に、 「 How are you mate 」と。

しかし、会話の中で、ちっともmateが出てこずに、イギ リス人かオーストラリア人か迷った場合は、どうすれば いいのだろう。その時は、2人の家に直行して、冷蔵庫 を一気に開けてやるのだ。

一方に「 フィッシュ&チップス 」の冷凍の山を発見し たら、イギリス人と断言できるだろう。

そして、もう一方に「 ベジマイト 」の瓶の山を発見し たら、めでたし、めでたし。そう、その人物は紛れもな く、オージー( オーストラリア人の略 )だからである。

さて、そのオージー大好物のベジマイトとは、一体どん なシロモノであるか、触れておかなければなるまい。

ベジマイトとは、 「 黒くて 」「 ペースト状で 」 「 納豆みたいな強烈な臭いがして 」 「 日本人が好まない食べ物 」である。

この説明で物足りない人は、オーストラリアに飛んで、 試食して下さいまし。